はじめに|「週1回」でも体力は上がる!
「毎日運動しないと体力はつかない」──そんなイメージをお持ちではないでしょうか?
確かに理想を言えば週3回以上のトレーニングが望ましいですが、実際には「週1回」でも効果を出すことは十分可能です。
特に、運動初心者や忙しいビジネスパーソンにとって、継続可能な頻度で始めることこそが何より重要です。
この記事では、週1回のトレーニングで体力を効率よくアップさせるための考え方、実践メニュー、生活習慣の工夫を解説します。
これを読めば、「時間がなくても、自分のペースで体を変える」ための具体的な道筋が見えてきます。

38歳3児のパパランナー。
2011年に現役を引退。地元に戻り、香取小江戸マラソンや地域イベントにも積極的に参加。会社員をしながら市民ランナーとして活動。YMD NEXT×RUNの指導をオンライン中心に展開中。
【実績・経歴】
・山田中学校
県大会優勝、県駅伝区間賞
・市立船橋高校 (体育科専攻)
県大会優勝、インターハイ出場
・駒澤大学 (文学部心理学科専攻)
2009年箱根駅伝第4区出場、関東インカレ決勝進出
・富士通
大田原マラソン第3位、パリマラソン17位(アジア1位)
1. なぜ週1回でも体力が向上するのか?
■ 超回復の観点から「週1」はむしろ理にかなっている
筋肉や心肺機能は、トレーニング後に休息を取ることで回復・強化されます。
これを「超回復」と呼びますが、このサイクルは人によって異なるものの、48〜72時間以上が一般的。
つまり、週1回でも十分に回復時間が確保され、むしろ疲労を溜めにくいというメリットがあります。
■ 運動習慣ゼロより圧倒的に良い
週1回の運動でも、心肺機能の維持・筋力低下の防止・血糖コントロールなど、健康面での改善効果が多数報告されています。
継続さえできれば、週1でも「疲れにくくなる」「階段が楽になる」といった実感を得ることが可能です。
2. 週1でも効果的なトレーニングの3つの条件
① 時間より「強度」を重視する
週1回で成果を出すためには、ダラダラ長くやるより、短時間でも強度の高い運動を選ぶべきです。
心拍数が上がるトレーニングや、息が上がる運動を取り入れることで、少ない頻度でも負荷をかけることができます。
② 複数の部位を同時に鍛える「全身運動」
スクワット、バーピー、ランニングなど、全身を動かす種目は効率よく消費エネルギーと筋力向上を狙えます。
部位別トレーニングではなく、**「全身を一気に使う」**ことがポイントです。
③ 継続可能であること
短期的に成果が出るよりも、習慣化できるかどうかが成功の鍵。
好きな音楽を聴きながら、天気のいい日に外で走るなど、「続けたくなる工夫」を意識しましょう。
3. おすすめのトレーニングメニュー5選(週1でも効果あり)
■ メニュー①|20分間HIIT(高強度インターバルトレーニング)
内容例(自宅OK)
- 20秒 バーピー
- 10秒 休憩
- 20秒 スクワットジャンプ
- 10秒 休憩
- 20秒 マウンテンクライマー
- 10秒 休憩
→これを4〜6セット繰り返すだけ!
効果:短時間で心肺・筋力・脂肪燃焼のすべてを刺激できる時短万能トレ
■ メニュー②|30分ジョギング+坂道ダッシュ
やり方:
- 20分ゆっくりジョグ(会話ができるペース)
- その後、坂道を全力で10秒×5本ダッシュ
- クールダウンジョグ5分
効果:有酸素と無酸素をミックスして、効率よく体力アップ
■ メニュー③|階段サーキット(駅・公園でも可)
メニュー例
- 上り:全力ダッシュ
- 下り:ウォーキングで回復
- ×5〜10本繰り返し
効果:下半身強化、心肺機能強化、脂肪燃焼にも効果的
■ メニュー④|自重トレ×有酸素コンボ(サーキット形式)
内容:
- スクワット 15回
- 腕立て 10回
- プランク 30秒
- ステップ台昇降 1分
×3〜5セット(インターバル30秒)
効果:室内でも可能。全身を動かして体力と筋力を同時に鍛える
■ メニュー⑤|トレイルウォーク+軽ラン
やり方:
- 近くの自然公園や山道を40分程度ウォーキング+時々ジョグ
- 不整地を歩くだけで体幹とバランス力が鍛えられる
効果:ストレス発散+運動で心身リフレッシュ
4. トレーニング効果を最大化する生活習慣
■ 睡眠:最低6〜7時間は確保
疲労回復・成長ホルモン分泌のため、運動と同じくらい大切。睡眠不足では効果が半減します。
■ 栄養:タンパク質+炭水化物を意識
運動後はプロテインや牛乳+バナナなど、手軽な回復食を摂取しましょう。
■ ストレッチと日常の軽運動も忘れずに
「週1運動×日常ちょこちょこ動く」が最強コンビ。通勤の歩行、階段利用も立派な運動です。
5. 続けるための工夫とモチベーション管理術
■ スケジュールに組み込む(習慣化)
「日曜の朝はランニング」といった固定化スケジュールが習慣化のカギです。
■ SNSやアプリで記録・共有
RunkeeperやStrava、筋トレアプリなどを使って数値の見える化をすると継続しやすい。
■ 成果の「体感」を重視
数字より「体が軽くなった」「階段が楽になった」などの実感を大切にしましょう。
6. よくある質問(FAQ)
Q1:週1回じゃ意味ないんじゃない?
→意味は十分あります。特に運動ゼロの人にとっては大きな第一歩です。
Q2:週1でも筋肉はつく?
→つきます。ただし回復と栄養、刺激の「質」がカギです。
Q3:何を優先すればいい?
→「全身を動かす・息が上がる運動・継続できること」この3つが最優先です。
7. まとめ|週1回でも、体は必ず変わる
「忙しくて運動できない」と諦めるのはもったいない。
週1回でもしっかり刺激を入れ、生活習慣を整えれば、確実に体は変わります。
継続は力なり。まずは「次の休みに20分だけでも体を動かす」ことから始めてみましょう。
あなたの未来の体は、今日の選択で決まります。
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