こんにちは。YMD NEXT RUNの高橋です。
Garmin(ガーミン)のランニングウォッチ「Forerunner」シリーズは、多くのランナーに支持されている人気モデルです。本記事では、私が愛用しているForeAthlete 55を中心に、より高機能なForerunner 165~965まで、シリーズの違いや特徴をわかりやすく解説します。これからランニングウォッチを選ぶ方、買い替えを検討している方にとって役立つ情報をお届けします。

38歳3児のパパランナー。
2011年に現役を引退。地元に戻り、香取小江戸マラソンや地域イベントにも積極的に参加。会社員をしながら市民ランナーとして活動。YMD NEXT×RUNの指導をオンライン中心に展開中。
【実績・経歴】
・山田中学校
県大会優勝、県駅伝区間賞
・市立船橋高校 (体育科専攻)
県大会優勝、インターハイ出場
・駒澤大学 (文学部心理学科専攻)
2009年箱根駅伝第4区出場、関東インカレ決勝進出
・富士通
大田原マラソン第3位、パリマラソン17位(アジア1位)
Garmin Forerunner 55とは?
Garmin(ガーミン)はGPSウォッチの定番ブランド。その中でも ForeAthlete 55は、初心者から上級者ランナーまで幅広く使えるコスパ最強モデルです。私も使用していて、機能、値段、十分満足してます。
- 定価:約2万円台
- 発売:2021年6月
- 重さ:約37g(軽量!)
- バッテリー:約2週間(スマートウォッチモード)、最大20時間(GPSモード)
- 防水:5ATM(雨や汗もOK)
こんな人におすすめ
・これからランニングを始めたい人
・GPS付きで高性能なのに2万円台で探している人
・スマホとの連携でトレーニング管理をしたい人
・レースを視野に入れてペース管理をしたい人
上位モデルの比較表
ForeAthlete 55 | Forerunner 165 | Forerunner 255 | Forerunner 265 | Forerunner 965 |
---|---|---|---|---|
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【機能】 軽量・シンプル・インターバル対応・GPS測位良好 | AMOLEDディスプレイ搭載、HRVステータス対応、ランニング機能の基本は網羅、ランニングダイナミクス非対応(センサー不可) | マルチスポーツ対応・HRVステータス・デュアルバンドGPS・音楽再生(Musicモデル) | AMOLEDディスプレイ・タッチ操作・音楽再生・健康管理機能が充実 | 地図表示・ナビゲーション・トレーニングレディネス・チタンベゼル・プロ仕様 |
【サイズ】 1.2インチ | 1.2インチ | 1.3インチ | 1.3インチ | 1.4インチ |
【解像度】 | 390 × 390 ピクセル | 260 × 260 ピクセル | 416 × 416 ピクセル | 454 × 454 ピクセル |
【金額】 約20,000〜 25,000円 | 39,800円(税込)〜 ※Musicモデルは +5,000円程度 | 約46,000〜 52,000円 | 約51,000〜 62,800円 | 約69,000〜 84,800円 |
【バッテリー持続】 約2週間 | 約11日間 | 約2週間 | 約13日 | 約23日 |
【操作】 ボタン操作のみ | タッチパネル +ボタン操作 | タッチパネル +ボタン操作 | タッチパネル +ボタン操作 | タッチパネル +ボタン操作 |
【55との違い】 – | 55の上位モデル | GPS精度が高く、トライアスロンや複数スポーツに対応 | 画面が鮮明で日常使いにも適し、視認性・操作性が向上 | ナビ機能や詳細分析など最上級の機能を網羅 |
【Suica対応】 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
【Music】 非対応 | 一部対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
レビュー | レビュー | レビュー | レビュー | レビュー |
実際に使って感じた5つのメリット
1. 軽くて着け心地がよい
とにかく軽くてストレスがない。練習中はもちろん、普段使いもOK。バンドのフィット感も良好。
2. GPS測位が速くて正確
信号待ちのときでもすぐにGPSがつかめるので、ストレスなくスタートできる。コースの記録も正確で、距離感にズレが少ない。
3. インターバルトレーニングが簡単に設定できる
ウォームアップ→本練習(例:1km×5本)→クールダウンなど、練習メニューを事前に設定できるのが便利。音とバイブで教えてくれる。
4. レースペースの管理に最適
ペースアラート機能で「速すぎ」「遅すぎ」を教えてくれるので、ペースメイクの精度が上がる。サブ3.5やサブ4を狙う人に特におすすめ。
5. スマホ連携でトレーニングログが自動保存
「Garmin Connect」という無料アプリと連携すれば、すべての走行データがスマホに記録され、進捗やトレンドが一目瞭然。
Garmin ForeAthlete 55の使い方(基本機能)
■ トレーニング開始方法
- 電源ボタンを長押しで起動
- 【ラン】モードを選択
- GPSが捕捉されたら(赤から緑になったら受信OK)、スタートボタンを押す
- 終わったらストップ → セーブ


■ メニュー例
- 距離/時間/ペース/心拍数の表示切替
- トレーニングメニューの作成(Garmin Connectから同期)
- デイリートレーニング提案(AIがその日のおすすめトレーニングを提案)
■最初にやる設定と使い方ガイド
Garmin Forerunner 55を購入したら、まずやっておきたい基本設定と、アプリとの連携方法、そしてランニング中に便利な画面カスタマイズの方法を紹介します。
Garmin Connectアプリとの連携(初期設定)
- スマホにGarmin Connectアプリをインストール(iOS/Android対応)
- Bluetoothをオンにして、アプリ内からデバイス追加
- ペアリング完了後、自動で時刻・日付・言語などが同期されます
- アクティビティ履歴の自動同期・スマホ通知の連携もここで設定可能



時計画面のカスタマイズ(ウォッチフェイス)
- 時計表示は アナログ・デジタル から選択可能
- アプリ「Garmin Connect IQ」からウォッチフェイスを追加・変更できる
- 日付、バッテリー、心拍数、歩数などを表示することも可能
👉 見やすく、自分の目的に合ったレイアウトに変更可能



ランニング中の画面表示の設定
画面に表示できる主な情報(データフィールド):
- 距離
- ペース(分/km)
- 時間
- 心拍数(手首計測)
- ラップタイム
- ケイデンス(歩数/分)など
▶ 設定手順:
- 本体のメニューボタンを長押し
- アクティビティ → 「ラン」 → 「画面表示」
- 表示する項目や並び順を自分好みに設定可能(最大3~4項目/画面)

便利な追加設定
心拍ゾーンアラート(負荷管理にも便利)
自動ラップ(例:1kmごと)
ペースアラート(設定範囲から速すぎ・遅すぎを通知)
携帯を探してくれる機能も!
充電接続部分のメンテナンスも忘れずに!
Garmin ForeAthlete55の背面にある充電端子は、汗や皮脂、ほこりがたまりやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。
✅ おすすめの手入れ方法
- 柔らかい乾いた歯ブラシで、端子部分を軽くこする
- 水洗いをする場合は、完全に乾かしてから充電ケーブルを接続
- アルコール入りのウェットティッシュは端子劣化の原因になるためNG

✅ トラブル予防に効果的!
月1回程度の簡単な清掃で、トラブルを未然に防げます
端子の汚れは「充電できない」「データが転送されない」などの原因に
まとめ|コスパ重視のランナーにとっての最強モデル
Garmin ForeAthlete 55は、「走ることに集中できる」ウォッチです。
余計な機能は削ぎ落とし、でも必要な情報は正確に表示してくれる。
これからランニングを習慣にしたい方や、サブ4を目指して本格的にトレーニングに取り組みたい方には、本当におすすめです。
上位モデルとの比較(レビュー)
⌚Forerunner 165 シンプルに走りたい場合の最適なモデル(私おすすめ)
・【サイズ】
1.2インチ(AMOLEDディスプレイ)
・【解像度(ピクセル)】
390 × 390ピクセル(高精細で見やすい)
・【アクティビティ】
ランニング、ウォーキング、バイク、スイム、ヨガ、筋トレなど一般的なスポーツに対応
・【バッテリー稼働時間】
GPSモード:約19時間、スマートウォッチモード:約11日間
・【音楽再生機能】
◯(Musicモデルのみ音楽保存・Bluetooth再生可)
・【価格】
39,800円(税込)〜※Musicモデルは+5,000円程度
・【操作】
タッチパネル+ボタン操作
・【機能】
AMOLEDディスプレイ搭載、HRVステータス対応、ランニング機能の基本は網羅、ランニングダイナミクス非対応(センサー不可)
・【おすすめ】
操作性がよく、視認性も高いため、はじめてのGPSウォッチにおすすめ。音楽再生も可能なモデルを選べば、スマホなしでも快適にランニングができる。
🏃♂️ ⌚Forerunner 255 コスパ最強の万能モデル
・【サイズ】
1.3インチ(255Sは1.1インチ、MIPディスプレイ)
・【解像度(ピクセル)】
260 × 260ピクセル(255Sは218 × 218)
・【アクティビティ】
ラン、バイク、スイム、ヨガ、トライアスロン、マルチスポーツなど幅広く対応
・【バッテリー稼働時間】
GPSモード:約30時間、スマートウォッチモード:約14日間
・【音楽再生機能】
◯(Musicモデルのみ対応)
・【価格】
49,800円(税込)〜※Musicモデルは+5,000円程度
・【操作】
ボタン操作のみ(タッチ非対応)
・【機能】
HRVステータス、ランニングダイナミクス(外部センサー必要)、マルチバンドGNSS(一部対応)、トライアスロンモードあり
・【おすすめ】
ランニングからトライアスロンまで対応可能。価格と機能のバランスが優れており、中級者やサブ4を目指すランナーにぴったり。ForeAthlete 255 記録を伸ばしたい中〜上級者向け
Forerunner 255です。Forerunner 255Sとの価格の高い訳は、バッテリー(約14日間)と大きさ(1.3インチ)です。
Forerunner 255Sです。価格が安い訳は、バッテリー(約12日間)と大きさ(1.1インチ)の違いです。
🎵Forerunner 265 高機能でスマートな上級モデル
・【サイズ】
1.3インチ(265Sは1.1インチ、AMOLEDディスプレイ)
・【解像度(ピクセル)】
416 × 416ピクセル(265Sは360 × 36)
・【アクティビティ】
ラン、バイク、スイム、ヨガ、トライアスロン、マルチスポーツなど対応
・【バッテリー稼働時間】
GPSモード:約24時間、スマートウォッチモード:約13日間
・【音楽再生機能】
◎(全モデル標準搭載)
・【価格】
64,800円(税込)
・【操作】
タッチパネル+ボタン操作
・【機能】
AMOLEDディスプレイ、高速GNSS測位、HRVステータス、ランニングパワー(内蔵)、トレーニングレディネスなど
Forerunner 265です。265Sと違いは、大きさ(1.3インチ)。バッテリー(約13日)です。
ForeAthlete 265Sです。265との違いは大きさ(1.1インチ)で小さめ。バッテリーは(約15日)で意外ですが、265Sの方がバッテリーが長持ちです。
Forerunner 965 すべてを詰め込んだフラッグシップモデル
・【サイズ】
1.4インチ(AMOLEDディスプレイ・シリーズ最大)
・【解像度(ピクセル)】
454 × 454ピクセル(非常に高精細)
・【アクティビティ】
ラン、バイク、スイム、ヨガ、ゴルフ、トライアスロン、マルチスポーツ、登山など
・【バッテリー稼働時間】
GPSモード:約31時間、スマートウォッチモード:約23日間
・【音楽再生機能】
◎(全モデル標準搭載)
・【価格】
84,800円(税込)
・【操作】
タッチパネル+ボタン操作
・【機能】
AMOLEDディスプレイ、マップ表示、ナビゲーション、HRVステータス、ランニングパワー、トレーニングレディネス、フル機能対応
・【おすすめ】
マップ機能やトライアスロン対応など、フルマラソン以上の挑戦をしたい方に。トップアスリートやガジェット好きにとってベストな選択肢。
ForeAthlete 55
シンプルに走るだけであれば、 ForeAthlete 55か165で充分の機能があります。価格もリーズナブルなので、私はこちらをおすすめします!
便利なオプションアクセサリ|ベルト・保護シールも豊富!
Garmin ForeAthlete 55は、カスタマイズ性にも優れており、アクセサリ類も豊富です。長く使うためには、オプションの活用もおすすめです。
✅ 交換用ベルト
- 工具なしで簡単に付け替えできる「クイックリリースバンド」
- シリコン・ナイロン・レザー調など、素材やカラーバリエーションが豊富
- 練習用・レース用・普段使いで使い分けるのも◎
👉 Amazonや楽天で1,000円台から入手可能!

✅ 保護フィルム・ケース
- 画面保護フィルム(ガラス・PET)で擦り傷防止に
- サイドまで覆えるTPUケースもあり、落下時の衝撃対策に有効
- タッチ感度も落ちにくく、快適に操作可能
👉 セット品(ベルト+保護シート)もお得に販売されています。